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山ボーイ&山ガール 世界一周 ~ Whole Earth Diary ~

アウトドアを愛する夫婦2人で夢の世界一周へ。テントと寝袋を持って世界の有名トレイルを歩きます。



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「街が血に染まる日」 この衝撃に耐えられますか? 2013/05/01(Wed)


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※今回の記事には、かなり衝撃的な写真が含まれます。
閲覧にはご注意ください。








その少年は、十字架の下にたどり着くと、力尽きたように膝を落とした。



P1010375.jpg





そして十字架を見上げ、祈る・・・・・



P1010376.jpg




少年は、何を祈ったのだろう。


今までの苦しかった道のり?
明るい未来?
それとも・・・?





これは、「ホーリーウィーク」と呼ばれるフィリピンの祝日に行われる「宗教儀式」だ。


その名も「Good Friday=聖金曜日」

イエス・キリストの「最期の受難」を分かち合い表現するもので、復活祭(イースター)前の金曜日に行われる。


キリスト1




人口の約90%が、キリスト教徒と言われているフィリピン。


毎年決められた日曜日のイースター当日を含め、木曜日からの4日間が「ホーリーウィーク」と呼ばれる大型連休になっており、多くのフィリピン人が帰省や旅行で大移動する。
特に木曜日と金曜日は、巨大ショッピングモールを含め多くの店が閉まるのだ。



そして今では、この儀式が残っているのは、今回やってきたこの町「サンフェルナンド」があるパンパンガ地方のみだそうだ。

人びとの考え方も変わり、他の場所では段々と衰退していったのだろう。



会場には、世界中から集まったたくさんの報道陣と観光客の姿があった。


P1010344.jpg
*報道陣




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*炎天下の中、祭壇に目をむける人々




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*事前予約で入れる特設シート




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*親子連れもたくさん




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*血まみれの男を見つめる少年





許しを乞うため、よりよい生活を得るため、人びとは自ら自分の体にムチをふるう。
キリストの苦しみを分かち合うために。

それが強い信仰心の表現だと信じている。



出発地点の教会から、十字架のおかれた丘の祭壇をめざす。



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「パーンッ!、パーンッ!」


竹で作られたムチで叩く乾いた音が聞こえると、沿道の人々が一斉に避難をする。
返り血を浴びてしまうからだ。

小さな道の脇にとめてある車には、無数の血の斑点が飛び散っている。




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真っ赤に染まった背中。
これが本物の血だと、信じられるだろうか?




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*祭壇にたどり着いた男たち




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*力なく膝を落とす




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*天に祈る者たち




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*地面に横たわり、更に背中にムチを入れる




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*白のパンツがより一層赤い血を引き立たせる




中にはイエス・キリストを模して、大きな十字架を背負う者の姿も。



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そしてここからが、この儀式のクライマックス。

選ばれた男3人が、実際に十字架にかけられるのだ。



それぞれの衣装に身を包んだ者たちが、続々と集まってくる。


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今や世界中から観光客が集まりイベントと化している、そんな印象だ。
ここだけを見ていると、今自分がフィリピンにいるということを忘れてしまう。



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*十字架にかけられる少年




メインをはるのは、白い衣装を着た左の男性。

何と、本物のクギで、実際に手を打ち付けられるのだ。


その瞬間、マイクで拾われた男性の何とも表現しがたい叫び声が、会場全体に響き渡った。


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*よく見るとクギが刺さっている




そして最期の瞬間が演じられると、男性は十字架からおろされた。


P1010403.jpg




そして突如近代的な医療班が現れ、担架で運ばれていった。。


P1010406.jpg






何故そこまで?


そんな疑問が、何度も頭の中を駆けめぐる。




痛くないはずがない。
だけれど、彼らの表情はどこか清々しい。


彼らのことを、笑うだろうか?


一見、目を覆いたくなるような光景だけれども、彼らの潔さには信念があり、はかなくどこか美しい。
我々が好奇心で踏み入ってはいけないという、罪悪感さえ覚える。


この晴れ渡った青空の下、彼らの赤い血は、より一層神聖さを増していた。



P1010363.jpg





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フィリピン人の先生たちに聞いてみると、一般的にこの儀式自体にはあまり賛同していないようだ。


日本人であれ、フィリピン人であれ、目を覆いたくなることには変わりない。


ある先生が言うには、
「どうしてそんなことをしなければいけないのか?」
「罪を感じたならば、心の中で祈ればいい。」



プアーサイドとリッチサイド、ふたつの階層が交錯するこの国。
今回参加している人の多くは、プアーサイドだという。




ほぼ無宗教の国日本に生まれ、ごくごく一般的な家庭で育った自分にとって、彼らの信仰をすべて理解するのは難しい。


けれど、このキリスト教大国フィリピンにきて、宗教に関して考えさせられることは非常に多い。

授業中にもたびたび話題になるし、「あなたは何を信仰しているの?」という質問は日常茶飯事で、日本ほどタブーな印象は受けない。



「信仰とは何か?」


改めて、深く考えさせられる1日であった。




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*学校近くのサリサリにて、同行メンバーと慰労会。



フィリピンの人は、本当に友好的で明るい。



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*「写真撮って〜」と言ってきた、近くで飲んでいた若者たち



想像していたよりもずっと勤勉だし、みんな当たり前のように「夢」を持っている。

そして何より、この国の人たちはたくましい。
だからきっといつか、この国はもっとよくなる。



そう思う。





衝撃写真が続いたので、最後に癒され写真を1枚。


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*学生寮から見える屋根の上でくつろぐニャンコ




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