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山ボーイ&山ガール 世界一周 ~ Whole Earth Diary ~

アウトドアを愛する夫婦2人で夢の世界一周へ。テントと寝袋を持って世界の有名トレイルを歩きます。



準備から「世界一周ランキングへ」 諦めない生き方 2013/03/15(Fri)


日本出国に伴い、日本ブログ村のランキング登録を「世界一周準備」から「世界一周」へ移行しました。今まで訪問してくださった方も、初めましての方も、これからの2人の旅をどうぞよろしくお願いいたします。



今回は世界一周ランキング移行後はじめての記事なので、改めて自己紹介をさせていただきます。


私たち夫婦は、アウトドアという共通の趣味がきっかけで出会い、そして結婚。
公私ともに、充実した日々を送っていました。


ただお互いに、「今の自分のままではいけない」という気持ちがどこかにありました。
いつか「留学したい」という夢をそれぞれ抱いており、そして今回、その夢を一緒に叶えることにしたのです。
場所は、アウトドア好きなら誰もが憧れる地、「アメリカのシアトル」です。


そして、ふたり同時に仕事を辞めるという、この一生に一度あるかないかの機会に、「世界一周」に出る決断をしました。




「お金に余裕がある?」

これは全く違います。
どちらかというと借金をしてまでも、今回の世界一周と留学にかけています。



「まだ若いから、何でも挑戦できる?」

これも全く違います。
世界一周者は若い人が多くて、何だか年齢を言うのに引け目を感じていましたが、旦那さんの方はもう30代より40代に近いです。
(すみません!「ボーイ&ガール」ではありません。。)



「仕事が嫌になった?」

これも全力で否定します。
特に旦那さんは責任ある仕事も任され、嫁の私がいうのも何ですが、みんなに愛され周りからの信頼もとても厚い人でした。
なので「辞める」という決断は、とても勇気の要ることだったと思います。


アメリカ留学後が終わる頃には、世界を舞台に、今まで以上に誰かに必要としてもらえる人間になれるように。
そのために、今できる限りいろいろな世界を見ておくことは、今後の自分たちにとって必ずプラスになると信じています。


旅は、確かに楽しい。
でも、あくまでも本丸は「アメリカ留学」です。
これがおろそかになるならば、途中で世界一周を中断することも辞さない考えです。

そこがぶれないように、お互い強い気持ちを持ち続けたいと思います。



「年齢で諦めない、今更と諦めない。」

「いつからだって、遅くない。」




・・・そう、信じたい。

だけど、不安もいっぱいです。



今までの自分たちを一度リセットして、これからの人生をかけた挑戦を、どうか応援してください。


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  1. 私たちについて・ごあいさつ
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【出国間近】旅立ちの日に思うこと 2013/03/13(Wed)


2013年3月12日(火) 出発

ついに、夢への第一歩を踏み出しました。


<旦那さん>
楽しみ・期待:51%
不安:49%

<わたし>
楽しみ・期待:87%
不安:13%


こんな時は、やはり女の方が強いですね。笑



出発までのカウントダウンの日々を、このブログに記録したかったのですが、とにかく余裕がありませんでした。出発時間のリミットギリギリまで準備をし、家の片付けもままならないまま、大阪行きのバス停に向かいました。

前日まで荷物整理に協力してくれたお母さん・お姉さん、バス停まで見送ってくれて、この約2年間感謝しきれないほどお世話になった弟さん、本当にありがとう。
おかげで、何とか出発することができました。

良い家族を持てて、わたしたちは本当に幸せ者です。



大阪行きの高速バスの中で、みんなにもらった手紙をひとつずつ広げて、ふたりで読みました。
みんなの気持ちがどれほど嬉しく、そして心強いことか・・・
今回の世界一周行きにあたって、家族、友人、会社、多くの人を巻き込んで、そして多くの人に支えられて今日という日が迎えられたことに、改めて深く感謝します。



そしてバスに揺られること8時間、車窓から見える日本の風景を、ひとつひとつこの目に焼きつけていました。


ピンク色の早咲きの桜と一面に咲いた黄色い菜の花、そして暖かな日差し。
いよいよ、日本にも春が来たんですね。
今年は見れないと思っていた桜も、最後に見ることができました。
こんな風に春の訪れに幸せを感じられるのは、四季のある日本に生まれたからこそ。


この大好きな日本からしばらく離れるかと思うと、田舎から初めて上京したときを思い出して、何だかひとりでジーンとしてしまいました。


春は旅立ちと出会いの季節。
春は、私たちの船出をより一層感慨深いものにしてくれました。


「こんな風に、最後にゆっくり日本の景色を見れてよかったよね。」


中でもやはり、雪の残る富士山の雄大さは特別で、いつまでもいつまでも眺めていました。
自分が日本人であることを、改めて強く感じさせられる瞬間でした。

富士山




さて、午後7時には無事大阪に到着し、まずはお腹を満たしに飲食店が集まるディープな横丁へ向かいました。まず食べたのは「お好み焼き」です。
(美味し過ぎて食べるのに必死で、写真がありません。。)


そして最後の買い出しを済ませると、また同じ横丁へ戻って今度は「串カツ」を食べました。

「お兄ちゃんたち、あては何にする?」


期待をうらぎらない「ザ・大阪のオバちゃん」に、旅人気分は一気に上昇しました。
お店のひとたちの普通のやりとりが、私たちのような東の人間には漫才のように聞こえます。


食べ物も美味しい!!

大阪最高!!ここなら住んでみたいです。
(飲んべえのあの夫婦にはピッタリだわ。)




そして楽しい大阪の街を後にして、バスで関西国際空港へ向かいました。

やっとWi-Fiがキャッチできて、今こうしてブログを書いています。



最初の目的地「台北」行きのフライトは7:00発
本当はベンチで寝るつもりでしたが、連日の寝不足で思った以上に疲れがたまっていて、あるところへ来てしまいました。



関空ラウンジ②
※広い個室空間


関空ラウンジ①
※荷物多過ぎ!(´д`ι)


そう、ラウンジです!
有料の・・・

30分 250円、3時間半の滞在でふたりで3,500円。


本当は5時まで居るつもりでしたが、それなら隣のホテルに宿泊できたし、わざわざ関空からにした意味が全くなくなってしまうので、爆睡中の旦那さんを起こして外に出ました。


わたし、まだ一睡もしていません( ;∀;)



・・・というのはウソで、移動中のバスの中でちょこちょこ寝ていたので、何とか大丈夫です。


でもこれが続くと、さすがに持ちません。。
なので、台北では少しゆっくりしようと思います(´エ`;)



というわけで、初日から予定外の出費。
思い通りにいかないのが、旅ですね。


もうすぐ出国!次回は台北からお送りします!(*´∀`*)


準備編、最後のブログです。次回から「世界一周編」に移行します!


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  1. 私たちについて・ごあいさつ
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母が心配するのには「理由」があります 2013/03/05(Tue)


いよいよ出発まで「残り7日

今回は、画像なしの長文です。
母と家族へ宛てた手紙でもあります。よければお付き合いください。


(結婚式では手紙は書かないから、その代わりね!)
(文中に父が出てこないのは、決して確執があるからではありません。父は5年前に他界しています。)



週末は家の荷物を私の実家と姉の家へ運ばせてもらって、出発前最後のあいさつをしてきた。
帰りの駅で盛大に見送りをしてもらって、嬉しいけど何だかとても寂しかった。

いよいよ旅が始まるんだ。


「可愛い姪っ子ちゃんも、甥っ子ちゃんも、帰ってくる頃にはすっかり大きくなっているのかなー。」
そんな私に、姉が言った。

「何だかすごく遠くへいってしまうようだけど、たった7ヶ月、会えないだけ。東京にいても、それは同じこと。ただ距離が近いか遠いかだけだよ。」と。


確かに、同じ日本にいても、1年に1回くらいしか家族に会わない人だってたくさんいる。
海外に行っても電話もできるし、Skypeで顔を見ながら話すこともできる。
そう考えると、近いか遠いかは「物理的な距離」ではなくて、「気持ちの距離」なんだなと思う。



もうさすがに諦めているけれど、母は最後まで世界一周行きに反対だった。


でもね、


小学校に入る前、あんなにおとなしくて、同世代の子どもとさえ馴染めずにいた、あの「超」が付くほどの内弁慶は、今は世界中に友達を作ろうとしているよ。

小学校の同級生が、たったの「5人」という、日本でも最強クラスの片田舎から世界に飛び立とうとしている。

とにかく小さな世界だったから、もっと大きな世界を見たくて東京に出たんだ。


でも、今度は日本だけでは飽き足らず、世界に出る決心をした。


今では、大切なお友達もたくさんできたよ。
それに、最高の旦那さんとも巡りあえた。


だから、安心してほしい。


いつでも帰る場所を用意してくれているから、私は安心して旅に出られる。
これだけは確かなこと。



本当にありがとう。




もうひとつ、母に心配をかける要因がある。


それは、ちょうど1年前、心臓の手術をしたこと。
心配をかけたくないから友達にも全く言ってなかったけれど、私は2年前、「突然死」の危険性があることを医師から告げられていた。


「今すぐにどうこうっていうわけではないけれど、甘く考えてもいけない。」


「一生、何もないかもしれない。でも、いつ何があってもおかしくない。」



そして、大学病院の受診をすすめられた。



この医師のことばは、重く私にのしかかっていた。

本当に重い心臓病の人には申し訳ないけれど、その頃はまだ独身で一人暮らし、自覚症状も強かったからこそ、朝目が覚めて、生きていることに胸をなでおろす、そんな日々だった。




そんなときに、あの東北大震災がおきた。




言い訳になってしまうけれど、震災の不安を受け止めるだけで精一杯で、大学病院を受診しないまま約半年が過ぎていた。



そして、ようやく大学病院へ行った。



検査の結果、二つの選択肢を出された。


①手術をする。
もちろん、リスクもある。でも成功すれば、根治する可能性が高い。

②このまま様子をみる。



私はここで、「世界一周」に出ようと思っていることを、先生に話した。


すると、

「もし日本で何かあっても、助かる可能性は高い。でも、海外ではそうはいかない。ましてや、医療の発展していない国ならなおさら。」


「専門の先生に相談したんだけど、同じ症状の患者さんが、海外で2人亡くなったんだって。その先生は、その患者さんがどこで亡くなったかを今でも覚えていて、手術をしなかったことをすごく後悔しているって。」


「だから、私がもし自分の家族に言うんだったら、やった方がいいと間違いなく言う。」



この時点で、私の迷いはなくなっていた。



「やります!」



いつも不安を抱えたまま、旅をしたくなかったから。
そして、母と彼(今の旦那)に心配をかけたくなかったから。




そして、無事手術は成功し、術後の経過も極めて良好だった。



もし違う病院にいっていたら、もし違う先生に当たっていたら、この道はまた違っていたかもしれない。
そう考えると、ひとつひとつの出会いに、感謝せずにはいられない。


それでも、やはり再発する場合もあるらしく、母の心配はまだ残っていると思う。
私自身もそうだ。




今日、病院へ薬の処方をしてもらいにいって、医師に言われたこと。


医師「この旅に向けて、何か健康診断や人間ドッグみたいのは受けた?」

私「いいえ、何も。」

医師「はぁ。」


・・・ため息をつかれた。



その時は「嫌な感じ。」と思ったけれど、今考えればもっともだと思う。



私たちはもう間に合わないけれど、前回の健康診断から長く経過しているのなら、受診をおすすめしたい。

そして万が一のために、やはり保険には何かしら入るべきだと思う。




そんなわけで、山ガールといってはいるけれど、体力には自信がない。
でも一時は死の恐怖におびえていた自分に、打ち勝ってみたい。
無理はしないように。


同じ病気をかかえる皆さんの、励みとなれますように。


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「決意表明」2013年、旅立ちの年。 2013/01/04(Fri)


2013
Happy new year!

新年、明けましておめでとうございます
久々のブログ更新になります。
今年もよろしくお願いいたします。

というわけで、今回は旅立ちにあたり、今の気持ちをここに記しておこうと思います。



2013年、今年はいよいよ旅立ちの年。

この旅を通して、どんな出会いや経験がうまれるだろう?
それはきっと、今のわたしたちには想像しえない、とてつもなく大きな何か、、それとも・・・。

夫婦で仕事を辞めて旅に出ることは、わたしたちにとってはある意味大きな「かけ」ともいえる。
十分な貯金があるわけでもない。
例え借金をしたとしても叶えたい夢、今しかできないこと、それがわたしたちの世界一周。
人生長い目で見れば、きっとそれ以上の価値があると思うから。


「とにかく、いろいろな世界をみてみたい!」

今の世界のありのままを、この目で。
ニュースでは分かりえない、現実を。

そして

「たくさんお友達を作って、いろいろな国の人の考えを聞いてみたい。」

言葉も文化も宗教も、食べ物も容姿も違うけれど、同じひとつの「地球」という星に生まれ、同じ時代を生きるもの同士、分かり合える部分もそうでない部分もあるだろう。


実際その国へ行ってみたり親しい友人ができると、自分のもっていた先入観とは全く違う印象を受けることがある。
そんなたくさんの「気付き」を求めている。


そして1年後、改めて自分たちに問いかけてみたい。


「世界一周、行ってよかった?」



答えはもちろん、

「YES!!!!!」


そう胸を張って言えることが目標!




旅立ちは同時に、家族や友人たちとの一時的な別れを意味するもの。

お正月、家族との楽しい時間はあっという間に過ぎて、別れが刻一刻と近づいてくる。
やはり離れるのは寂しいものだ。
自分たちのわがままで家族に心配をかけているのも、よくわかってはいる。

「今度はいつ来る?」これが口ぐせのおばあちゃんには、何も言えなかった。。

1年後、無事帰国してみんなに元気な姿を見せる、それだけは約束します!
そして、どうかみんなも健康でありますように!


とにかく一番は「自分たちがこの旅を楽しむこと。」

これに尽きるかと思う。


日本を離れても、このブログで元気な姿を見せていくから安心してね!
応援よろしくお願いします!!



長文&文章ばかりですみません。。
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